ハンサムという奇跡の場所の話
通称‘ハンサム’とは
大手事務所アミューズに所属している若手俳優が年に一度、年末に行っているファン感謝イベントである。
2005年から元となるイベントが発生し2009年から「ハンサム」という名称が使われるようになる。
そこから2015年と2018年にお休みを挟みつつ毎年行われてきた。
初期の方は熱心な方のファンの間で情報が回っていたのと、かつ選ばれた人間しか行けない(めちゃくちゃに倍率が高かった)
おかげで存在があまり世間に認識されていなかった。いたのかもしれないけど私は知らなかったです。(時代の進化と共にSNS等で拡散されてきたイメージ)
またその年に流行った曲やアイドルのパロディ、ゲームコーナーという名のアドリブ合戦、しっかりしたコントなどなどの版権の問題云々から全編に渡って円盤化されることはほぼ無くその特徴性から
「秘密の花園」「裏カジノ」
なーんて呼んでいる人もいる
2012年からはハンサムのオリジナル曲というものが一気に12曲増え、さらに会場もZeppから大きくなりパシフィコ横浜を埋めるまでの規模となった。
と、まぁこんな感じのハンサムの歴史等はめちゃくちゃ分かりやすくまとめてくれている方がいらっしゃるのでこちらを参考にして頂ければなぁと思います。ありがとうございます。
この大規模になってもなおハンサムの理念、根本にあるのが「ファン感謝祭」という事が私がここまで入れ込むようになった最大の理由である。
私とハンサムの出会い
私がハンサムに出会ったのは2015年の年明けから2016年になる時期でした。
前のブログでも書いた通り神木さんに本格的にハマりだした頃、検索に明け暮れていた日にふと目に入ったのがハンサムの映像でした。
なんですかこれはッ……………と見つけた時は戦慄しました。
昔からめちゃくちゃにテレビっ子だった私の黄金時代を支えた三浦春馬氏、佐藤健氏、はじめ賀来賢人氏、そして特撮俳優さんや舞台で活躍されている方何名か、半分くらいは初見の時に知っていたと思います。
俳優さんなのにこんなにアイドルみたいなことしてるの!?しかもめちゃくちゃクオリティ高くないか!?歌皆上手いし!?踊れてるし!?アクロバット凄い人いるよ!?しかも仕事の合間に練習してる!?絶対疲れるでしょ!?凄くないか!?
そう思ったが吉必死にハンサムライブとは何かというのを調べ始めました。
でもそこから出てくる映像はあまりなくそしてDVDというものが存在はしているが全編ではないい事などが分かってくるととりあえずあるものを買ってみようという気になり予習復習トラック2013年を購入していました。
そしてあの伝説のOPを見てしまったのです。
時計の音が鳴り響きかっこいい音楽が流れ次々とかっこいい俳優さん達が登場してくるその様は圧倒的でした。
全身から溢れ出るような全力な歌と踊り、広い客席を飲み込むような熱量、そしてステージの端から端までそして上にまで目線を配りつつ盛り上げてくれる俳優達。
その中に少し若い神木さんも居て、ちょっと声が高くて広いステージの真ん中で歌っている姿を見て感動したり、健さんの色気にやられたり、春馬様とかっくんのバラードに酔いしれ、戦隊モノの曲みたいなので盛り上がり気がついたら最後の曲でダイジェストみたいな映像になってました。
そのダイジェストの中には公演の内容が短いですが詰められておりえっなにこれ?みたいな衣装を着ていたりドラキュラみたいな衣装とか派手で可愛いものなんかもあったりしました。
アンコールなんだろうなぁって曲をTシャツ姿で汗でびしょびしょになりながら、皆で必死に歌っていてそして泣いている人もいて、見終わったあと不思議な感覚に陥りました。
そこからは早かったです。過去のDVDを買いしめ過去のレポのブログを読みあさり衣装の謎を解き、そして私がハマった2015年には開催されなかったことを知りました。
そうしたら次に思うのは行きたいってことでしたよね〜。あの場所に私も行きたいって本当に思いました。
そして2016年その時私は地方の学生でかつ忙しい部活に所属していた為泣く泣く諦めAmebaTVの配信を見ることになりました。でも生配信で見られる嬉しさは本当にありました。
ついに、ついにリアルタイムでハンサムを見れる喜びは生配信でも変わらず布団に転がりながら叫びながらthrill(2016年は神木隆之介、吉沢亮、松岡広大、小関裕太が歌った)のメンバーに湧きながら見ていたのをハッキリと今でも思い出します。HANDSOME FESTIVALという名前に変わった学園設定のハンサム2016はグッズにリボンがあったり先輩ハンサム、後輩ハンサムなんて読んだり司会のるいとさんが生徒会長だったりとても楽しくあぁ私ハンサム見ているんだなぁ…って感じました。(2013はミュージカル形式、2014はキャバレーという設定がつく感じがとても好きでした。間に入る小芝居だったり全体を通してストーリーがなんとなくある2014の素晴らしさ…エバーラストに行きたい……)
ゲームコーナーももちろんあってそこであの隆亮の事件が起こるんですけどね、はい。とにかく後半の表題メドレーだったりハンサムの魅力が詰まりに詰まった公演で大満足でした。
そして上京して半年が経とうとした時に2017年ハンサムの開催が決定されました。LINELIVE、インタビュー記事、年末に向けて最初からリアルタイムで追えたのは2017年が初めてでした。
ハンサムに初めて参加した2017
ハンサム2017年は名前をHANDSOME FILM FESTIVALというものに名前を変えて主に2人1組または少人数でのショートフィルムを公演内で上映しその合間合間にお芝居を取り入れるというパートとライブパート2つに別れる形式になりました。
オーラスがなんと1発で抽選で当たり今まで行きたくても行けなかったこのほぼ執念みたいなもの(もはや執念と呼べるのか疑わしい)が叶った瞬間だなと自分でも思いました。2016年で先輩ハンサムのほとんどが卒業という形をとってしまったこと、自分がずっと映像の中で見て憧れたハンサムと形式が違う不安。それでも自分が今生でハンサムを見れるという喜び。前日はもうよく訳が分からなくなっていました。
特に今まで長くハンサムに参加していたメンバーの卒業は私的に不安が多く2016の先輩ハンサム達が歌う「Never Let Go」から泣きすぎて映像が見れなくなったほどでした。
参加した結果として言うと大満足!とまでは行かなかったのが今だからこそ言える正直なところです。
そこら辺の気持ちはもっと上手い言葉でブログを書かれてる方がいるのでそちらを参考にしていただけると幸いです。まさにこの通りだなって思いました。
この方が「ハンサムは裏カジノ」の発端者かと思われますその記事も最高なので是非…
自分がやっとその場に入れたハンサムが自分の描いていたハンサムと少しかけ離れてしまってでもそう思ってる自分も嫌で後夜祭で話してるメンバーのことを見ていて訳が分からす涙が出てきたのを思い出します。
この気持ちは何処へ迎えばいいんだろう、大好きです大好きだし楽しかったけど納得入ってない事は確かだしでもそれはハンサムの皆のせいじゃないし楽しかったんだけどどうしたらいいんだろうもうなんかこんな事思ってるのが辛い
— 蒼(そう) (@HAIYUlove_) 2017年12月27日
個々の演技としては本当に良かったというかいい表情されてるし演技見たことないハンサムの演技も沢山見れたしアクションとかもかっこよかったし
— 蒼(そう) (@HAIYUlove_) 2017年12月27日
初めての試みで不安も沢山あったって仰ってたけどまた来年って仰ってくれたから来年は全員が良かったって思えるようなフィルムフェスティバルなのかライブなのか分からないけどハンサムになったら良いなぁって思います。また来年きっとあるって信じて。
— 蒼(そう) (@HAIYUlove_) 2017年12月27日
当時の私とりあえず頑張ってツイートしてるけどこんな感じでした。
でも後夜祭を見て感じた事は今まで私がハンサムに憧れつづけた原点、「ファン感謝祭」は絶対に変わらないんだなってのが感じられてそこが唯一の救いでした。
2017全てを否定したいわけでは決してありません。それぞれの良さがあって2017も芝居を見たことがなかったメンバーの芝居を見れたりとても新鮮でした。メンバーが半分以上減り新しいメンバーも多く不安が多い中ここまで作り上げてくれたことには本当に感謝しているしやはり自分が最初に行けたハンサムだから印象に絶対に残り続けます。
まぁfilm festivalと称しておきながら円盤にショートフィルムが残されてないのが謎すぎるんですよね、OPだけでも良いので残して欲しかったよ……🤔
と初参加なのに気持ちだけめちゃくちゃ複雑な懐古厨みたいな感じになってしまいました。本当に気持ちだけなんですよね、知ったの遅いのにねうんすみません。
何故ハンサムに思いを馳せるのか
2017年のハンサムを受けてただ好き!!!!!!って気持ちでは収まらなくなってしまった私はなんでここまで入れ込んでるんだろう?って考えることにしました。
少し前にツイートしたことです。
何回読んでも最高だと思う…私多分10回以上は読んでる
— 蒼(そう) (@HAIYUlove_) 2019年7月4日
2016/12/29 HANDSOME FESTIVAL 2016 追加公演 - 愛を吐くよ https://t.co/nNI4iOs7XS
そう私も奇跡だと思ったこの場所はって初めて見た時。俳優さんを好きになって応援しててやっぱり少なからずどこか一方的なんじゃないかって思う時が来ると思うんですよ、でも作品というものは見る人がいないと作品にならないから私たちの様な「見る人」の存在も実は大きくて、でもそこの相互の意識を
— 蒼(そう) (@HAIYUlove_) 2019年7月4日
明確に感じれる事ってあんまり無いというかあったとしても同等ではないような、偏ったような感覚に陥ることが多いのかなって個人的に思ってて、でもハンサムってそれが確実に相互で同等なんですよね関係性が…ここまで明確に肯定してくれる事って「見る人」からしたらこんなに嬉しいことはないし
— 蒼(そう) (@HAIYUlove_) 2019年7月4日
俳優側も感謝の気持ちをぶつけれる。こんなWinWinな場所があったんだ!!!!!!って素直に感動したんですよ
— 蒼(そう) (@HAIYUlove_) 2019年7月4日
とりあえず愛すべきすーさんの素晴らしいブログを是非全文読むことをオススメしたいんですけどその中に俳優神木隆之介そのものが表されてて私は何回読んでも泣いてしまうんですよね。
私がハンサムを初めて見た時俳優さん達が汗でびしょびしょになりながらありがとーーーーーー!って見に来てくれているファンの人達に言っている姿がとても印象に残りました。なぜなら普通逆じゃない?って思ったからです。私は俳優さんたちを見せてもらってるんだからありがとうって言うのはこっちではない?と
ハンサムのオリジナル曲の歌詞の数々には対私たち(ファン)に向けての歌詞が書いてあったりする気がする事があります。(オタク得意の勝手解釈)
ありがとう 大好きだよ!
ココロから感謝してる!
これからもずっとその笑顔で
僕のそばにいて
君だけをみてる
時には迷ったり悩んだり思うようにいかない日々の中
君の手紙が勇気くれたんだ
この歌詞を応援してる俳優さんに言われた日にはですよ…
ツイートの中でも言いましたがハンサムは俳優とファンの相互性を大事にしてくれているのだと思いました。
日々俳優さんを応援していく中でこの相互の関係性を感じれることってそうそう無いなぁと思っている人間で、特に映像を主にお仕事してる俳優さん達。
俳優側もいざ自分を応援している人ってどれくらい居るんだろうって多分きっとそこまで考える機会って憶測でしかないけど無いんだろうな〜って思うしそれを確実に目に焼き付けれるっていうのも素晴らしいと思うんですよね何様だって話なんですけど
— 蒼(そう) (@HAIYUlove_) 2019年7月4日
俳優という仕事は表現をして作品を作るけどそれを見る人達がいないと作品は完成しない。この明確なんだけど忘れがちなこの関係性をより強固なものにハンサムはしてくれてる気がしました。まぁこれもどちらかが一方的に突出した時点であまり良くないなと思う節もあるのでバランスって大事だなとも思います。
俳優さんを中学生から応援している身であった私にとってハンサムはとても革新的でした。俳優とファン、どういう応援の仕方が正しくて何が悪いのかたまに迷ったりすることもありました。
でもその迷いを払拭してくれるようにハンサムというイベントで舞台に立っている俳優達は役ではなく、俳優そのものとしてそこに立っていて私達に向けて“皆さんがいるから僕達は頑張れます!”とまっすぐ言ってくれてアピールしてくれて何処か私たちファンを肯定してくれている気がしてならないようなそんな気もしました。
やっぱりさ…ライブやって欲しいわけですよ……確かに本質は芝居なんだけど芝居よりかはやっばりライブってどストレートに感情が乗せやすいものだと思うし確かに練習も大変だし仕事もあるしでもその中でこの1年の思いを乗せて最高のパフォーマンスとしてのライブってのを見せてくれるのが好きだった
— 蒼(そう) (@HAIYUlove_) 2019年7月4日
「だった」ってしたけど私が見たハンサムは「だった」ではなかったし各々がハンサムの根っこ、本質的な部分は絶対に変わらないってのを示してくれたから救われたけどそれすらも揺らいでしまったら私……………
— 蒼(そう) (@HAIYUlove_) 2019年7月4日
ライブじゃなきゃダメって訳でもないけどやはり過去のものに頼ってしまうとライブっていう手段を想像してしまうから他に何か良い手段があればそれても全然良いんだけどやはりライブをみたいなって思ってしまう私がいるんですよねぇ…はぁ…矛盾だ…
— 蒼(そう) (@HAIYUlove_) 2019年7月4日
2017を経て思ったことはこうでした。
何故“ライブ”というものに惹かれてしまうのか、その表現のストレートさと普段の仕事と違うことをやっていてまた魅力が生まれてそれをこちらの方向に向けてやってくれているというら特別感からくるのかな、なんて思います。
毎年DVDを見ていると泣き出す人が何人か出てくる(こんばんわたなべさんとか)。このメンバーで出来て良かったとかこれだけの人が僕達を応援してくれてるとかの理由で、でもダンスが得意じゃない人、歌が得意じゃない人、仕事が詰まっている中これだけの規模のイベントをやってくれるという感謝は決して忘れてはいない。けどこのハンサムを乗りこえた景色はきっとその俳優さんにしかわからないんだろうなって思う。
私がこの頃最近ずっと思っていることがあるんですがそれは「俳優とファンの関係性の答えは一生でないだろう」ということです。
でもハンサムはその答えの1つの可能性だなと思っています。
私が前回のブログで触れている事なのですがハンサムは俳優神木隆之介の上で俳優神木隆之介を見れる場所がハンサムだと思っています。先程も言ったように役ではないし素でもない、俳優そのものが現れている人が多くてその姿にやはり応援しているものとしては強く惹かれてしまうんだなと。
ハンサム2016の最後に普段あまりアドリブをしなかった神木さんが「大好きだーーー!!!」と私たちに向けて叫ぶ姿はハンサムという奇跡の場所だから見れたのかなと思っています。最後ステージの端まで走っていったり2階の人達にも手を振るのを忘れなかったり、ハンサムの、アミューズのこのファンと俳優の関係性ってめちゃくちゃにめちゃくちゃ素敵ですよね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!はい!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ハンサム2020開催決定
本当に本当にありがとうございます。今年もついて行きます。しかも私が夢にまで見た「SUPER HANDSOME LIVE」と言う文字とジミーパイセンを見た時に本当に泣きそうになりました。私が憧れ続けていたハンサムが戻ってきてくれるのかもしれないと淡い希望を抱きつつ毎年パワーアップしていくハンサムをまた見れるという高揚感は何にも変えられません。
しかも15周年企画の第1弾としてアルバムのが発表されたことが個人的に凄く嬉しいです。
2012年でオリジナル曲が増えた際の音源からメンバーの変更に伴って音源は変更されていたり、2014のDEAR MY GIRLのジャズ風のアレンジだったり毎年曲が進化していたのでその音源欲しいよ………とTwitterでうだうだ言ってた私にとっては朗報過ぎてですね………まぁそういう内容になるかはまだ分からないんですが…
今はもう期待にしか溢れてないので年末ではなく2月元気に着火ファイヤーする為に(出来るか分からないけどfestivalnightすきなのでやってほしいな…)得を今から積みたいと思います。
願わくばこのハンサムという素晴らしい場所を無くして欲しくないなぁと思うのでこれからも神木隆之介さんのお芝居を見て、勝手に応援して行きたいなって心の底から思います。
ビバ!!!!!!ハンサム!!!!!!BIGLOVE!!!!!!!!!!!!