ムラトカミイロ

好きな人、作品、イベント、忘備録兼感情をことばにする練習。

俳優オタクがある日突然SixTONESにハマった話

 

 

はい、という事でこんなブログを書くことになるなんて思ってもいなかったオタクが通ります。

他の記事にも書いてある通り基本的に俳優さんを追っかけ続けていた人間がころっと気がついたらSixTONESの魅力にどぼんした経緯をここに記そうと思います。

 

 

 

 

 

ジャニーズへの認識

 

私の中のジャニーズといえば嵐さんとSMAPさんでした。

初めて買ったCDはSMAPさんの「ありがとう」、そして嵐さん大フィーバーだった世間の波に完全に飲まれていた人間でした。テレビっ子ドラマっ子だった私はごくせん、花男、伝説のドラマ主演リレーを必然的に通り、ひみつの嵐ちゃんを毎週録画しつつ嵐にしやがれが始まったりそんな時代のど真ん中世代でした。そして気がついたらゆるーい櫻井翔推しの嵐ファンでした。

しかしFCなどには入っておらず(実はテストの成績が良かったら母が入ってもいいよと言ってくれた事がありましたがまぁその時のテストの成績が散々だった。)地上波で追えるものだけ追う。誕生日プレゼントとかテストのご褒美にライブDVDを買って貰いアルバムが出るよ〜となったら少ないお小遣いで買う、そんな感じでゆるいファンでした。そしていつの間にやらアルバムを買わなくなりテレビも追わなくなりましたが今でも嵐さんを見るとわ〜かっこいいな〜とか相変わらず仲良いな〜と思うくらい大好きです。

具体的な年数は2009~2013辺りで僕の見ている風景からLOVEまでをめちゃくちゃ聞きまくっていました。櫻井翔さん伝説のソロ曲「T.A.B.O.O」で何かの扉を開けられました(一時期狂ったように聞いてた)

気がついたら追わなくなったのはその頃好きな俳優さんが出来たからなのもあると思います*1そちらに猪突猛進してました。

 

 

 

京本大我さんとの出会い

 

私がなぜSixTONESを知る事になったのか、そこに至るにはまず私がミュージカルエリザベート京本大我さんを見た事からが始まりでした。

 

元々エリザベートという作品に興味があったというのと私の好きな成河さんが出演されていることもあり観劇を2~3回程元から予定していました。帝劇のダブルキャスト、トリプルキャストを大体見終えるには上手いこと行けば(上手いこと行けば)3回程度で大体のキャストさんを見る事が出来ます。私は成河さんのルキーニと井上芳雄さんのトートを目当てにチケットを取っていました。まぁダブルキャスト制度というものは魔のシステムで一方のキャストを見ればもう一方のキャストが見たくなってしまうんですね、どうしても…

6月に1度その2人を見終えたあと古川雄大さんのトートが見たくなりました。

そして私の舞台アカウントの方にエリザベートの感想やらなんやらが流れてくるのですがその中でよく目にしたのが

「古川トートと京本ルドルフがやばい」

というものでした。

エリザベートという作品にジャニーズの子が出ているのは何となく知っていましたが古川さんがルドルフ役をやられていた時にダブルキャスト京本大我さんもやられていたこと。

ルドルフ役をオーディションで勝ち取り今回で3回目だということ。

その頃からの二人の関係生も相成ってとてつもないものが生まれている。

そのような感想や情報を流し見していた私は「そんなに凄いなら見てみたいな…」と思い始める訳です。実際古川雄大推しの友が京本ルドルフと古川トート回を見た後に感想を述べてくれたのも大きかったと思います。

 

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(もはや怖がっていた私)

 

ですが見たい思い始めた私の手元にその組み合わせのチケットが無く、そして京本さんが7月31日に千秋楽を迎えるのを7月の半ばあたりに知ることになりました。まぁ無理だろうなと思いつつ僅かな希望をかけチケットを探し始めました。

そしてなんと私は幸運な事に仕事で予定がつかなくなった方から25日ソワレ、古川トートと京本ルドルフ回のチケットを譲って頂くことになりました。このチケットを手にすることが無ければSixTONESに出会ってなかったのかと思うと運命というやつは不思議なものだなと思います。

 

時は経ち、来たる7月25日。

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一言では表せれないとんでもないものを見てしまった………と見終わった私はただ呆然とするしかありませんでした。

 

 

(直後の私)

 

書いたように流れていた感想の中に「共鳴」という言葉がよく出てきていましたが私はまさにそうだ…と思いました。青年のルドルフは2幕からの登場で出演時間は30分程度でしょうか、その短い時間の中であれだけの爪痕を残すのか…と初めて見た時もただ驚いていましたがトートとルドルフが歌うエリザベートの中でも人気が高い曲、「闇が広がる」

前回見た時も凄い…となったのですか京本ルドルフと古川トートの「闇が広がる」は曲が始まる、その瞬間からずっと鳥肌が立っていました。何かのピースがカチッとはまるようなそんな感覚です。見ている時息が思わず詰まるようなそんな感覚で、圧倒的でした。

エリザベート、ママの腕まで縋り付き「ママは僕の鏡だから」と言ったけどそれを払われた時の虚ろで絶望に満ちた大きく見開いた目、そこからマイヤーリンクまで鳥肌は全く収まるところを知らずずっと立ったままでした。特にダンスが入る場面、力強く繊細ででも壊れかけの人形のようで、見ていてずっと苦しくて…

そして最後トート閣下と惹かれ合うようにキスをし、魂を抜かれたような無表情になって自ら自分のこめかみに拳銃を突きつけた時、静寂に包まれた帝劇に「はぁっ…」という吐息が響きました。安堵のような笑みを浮かべて引き金を引いたあの場面は今でも鮮明に思い出せます。

その日の夜、古川雄大推しの友と約3時間怒涛の勢いで電話をして話を聞いてもらいました。あまりにも凄すぎて話さないと昇華出来なかったからです。

そんな衝撃の出会いを果たしてからというものの気がついたら「京本大我」という名前をひたすら検索する日々に走ることになるのでした。

 

 

 

SixTONESとの出会い

 

そんな出会いを果たして通信速度制限から開放された8月1日あたりから行動を開始していました。24日に放送されたFNS歌謡祭を25日のエリザ前に見ていたのですがミュ特集だけじゃなくSixTONESから見始めていたのでその時からちょっと自覚症状はあったのでは???と自分でも思っています。とりあえずそちらを見直し、うわぁめちゃくちゃ好きだな。と感じるという。

元々和もの曲が好きな私(嵐さんのJaponismをわざわざ友達から借りたくらい)曲の世界観と扇子の振り付けはどストライクでした。

 

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(私のフォルダの中で多分一番最初に保存したと思われる画像)

ひぇ〜〜〜〜〜〜お美しい…

1サビ前のドアップのお顔といい美しすぎる…

このバキバキのアイドル京本大我さん及びSixTONESを見た後にTwitterで色々見てたらこの動画のスクショが流れてきました。

 

 

なんて???????

 

と思いつつ岡崎さん(エリザベートでトートダンサーをやられている方)のエピソードだったりをTLで見たり

 

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こ、この人演技してる時とかパフォーマンスの時美しくて綺麗でかっこいいに…これは………中身がとんでもないのでは……と察し始めました。俺はコナンだからねの真相が知りたくてYouTubeをやっているという事を知りついにジャニーズJrチャンネルに辿り着きました。そしてとりあえず歌ってるところ見たいよな〜と思いJaponicastyleのMVを見た後にパフォーマンス動画を漁ることにしました。それで出会ったのが

「Amazing!!!!!!」でした。

 

 

Japonicastyleも凄くかっこよくて曲調も好みだったのですがこれに度肝を抜かれましたなにこれかっこよ過ぎないか????ってなったんですよね。

先程書いた通り嵐さんとSMAPさんで育った私。確かにワイルドな曲もありましたけど明らかにジャンルが違う。聞いたことの無いサウンド、曲の構成、そして何よりSixTONES全員のパフォーマンス力に圧倒されました。

各々のソロパートが特に魅力的でなにこれ全員かっこいいじゃん………と戦いていました。とりあえずパフォーマンス動画だけ見よう…(無駄な足掻き←)とジュニアチャンネル内にあるパフォーマンス系の動画等その日のうちに見終わりました。

そしてネットの海に浮かんでいる少クラなるもの存在を知り(友達のキスマイ担からの知識は少し頂いていた)SixTONESのパフォーマンスに酔いしれて気がついたら深夜まで漁っていた。そんな日々が二三日続きました。そんな中でAmazing!!!!!!で初動を掴まれた私完全に落ちたなって確信した曲は

「Hysterie」でした。

これもまた自分の中にあるジャニーズの概念を一気に払拭するような曲とパフォーマンスであっけに取られましたなんだこれはと、表現者として、曲の世界観を確実に表現しきっていて優勝……これは完全に優勝です……………ってなってました。

パフォーマンスを見てあそこまで血が沸騰するような興奮をしたのはハンサム*2以来であーこの感じは絶対抜けられなくなるんだろうな〜〜〜ってのはもうこの時から予感はしていました。

そんなこんなでオリ曲の「この星のHIKARI」を見てあっアイドルっぽい曲も似合ってしまう…さわやか…でもサビの最初2人で歌ってるんだ変わってるな……好き……ともなったり

 

とまぁこんな感じで着々と歩を進めていった私。Wikipedia熟読し始めたりとりあえず情報を収集していきました。そしてパフォーマンス動画を全部見終わったあとついに企画系の動画に手を出し始めます。サマパラに行っていたスト担の友に「とりあえず寝起きドッキリとズドンを見て」と勧められて最初に見たのがこちら。

 

寝ぼけて食品サンプルウインナー食べさせられてあえ???っていうのとその後に恥ずかしくなったのか思いっきり強い力で食品サンプルを投げつけ顔を隠す京本さんを見た私は

かわいい………()

という思考が頭から離れなくなってしまいそこからはまぁ早かったです。Twitter上で見ていたエピソードも踏まえてこの

「ビジュアルめちゃくちゃ綺麗で歌も上手いのに中身が厨二病闇属性の甘やかされ愛され天使」というギャップに抗えなかったです…これは…………好きしかないじゃん……ギャップに弱いじゃん……???

 

そしてズドン…

 

大の大男達がふざけ倒してるのを見てお腹が痛かったしどう考えてもあの飛び抜けたパフォーマンスをしている人達には見えないんですけど…どういうこと……ギャップがここでも………えっ最高では………めっちゃ頭に残るしなんかずっど見てられるな…ズドン…

 

となっているのが8月5日あたりの出来事でした。

 

私の周りには幸いジャニーズを長年やっているオタクが多くてちょっとJrにハマりそうなんだけど何から始めればいいんですか……ってボヤいたら色々と教えてくれましてとりあえず2500円!?やっす!!!!!入りますね!!!!と言って6日にジャニーズJr情報局に入り、8日にドームの公演があってその配信があるから買いなさい。とのお達しがありそのまま配信の後半だけ買うことを決めました。

 

私の場合趣味を広げるぞ。と腹を括る合図にそれ専用のTwitterのアカウントを作るという決まりがあるのですがもうこれきっと戻れないだろうと確信し始めていたので8月8日に設立。

お分かり頂けただろうか、なんとも凄いタイミングである。

 

ギリギリに仕事を終えて駅のホームで急いで配信を見た私の目の前に飛び込んできたのがそう。

SixTONES Snow Man 同時CDデビュー決定」

という文字だった。私は嘘だろという気持ちを抱えたままそのまま行われている久しぶりに見るジャニーズのコンサート映像をただただ純粋にめちゃくちゃ楽しみました。めちゃくちゃ感動した。何回も泣きそうになった。ジャニーズって凄いんだなぁ…こんなに力を貰えるんだなぁなんて思いながら見終わり。そして改めてとんでもないタイミングで好きなったんだな…と実感しました。

 

この凄い短い期間で知り得た少しの情報でもSixTONESがどれだけデビューという事を考えていたか、SixTONESがどういう経緯でここまできたのか、それを踏まえてデビューという事の重みをずっと考えました。

次の日の配信は仕事上見れなくてでもまだ私には見ちゃいけないもんかもなって気持ちがあったのもあります。

好きになるととことん調べ尽くして情報を入れないと好きって言えないっていう自分のめんどくさいセオリーみたいなのもありつつもう少し彼らの事を知って、今あるこの90本の動画を全部見たあとに見よう。って決めてそれからJrチャンネルの動画を見る生活を送ることになりました。

 

 

 

好きになってから思うこと

 

Twitterで情報を追う日々はとても新鮮でそこから少クラも録画し始めて、大量の雑誌のお仕事に驚きながらも昇華していくのは本当に楽しかったです。それと同時にアイドルという仕事の特殊さも、大変さも知りました。

 

基本的に俳優オタクしかやってこなかった人間です。ジャニーズがブログをやっているなんて知らなかったしそこで紡がれていたファンへの言葉にとても感動した自分がいました。

俳優さんを応援している時たまに一方通行なんじゃないかなって気持ちが訪れる時があるんですよね、私の場合はそこまで深刻には無かったのが幸いなんですがハンサムの記事でも言ってますけどやはり「作品を作る人」と「作品を見る人」という隔たりみたいなのが必ずしもあるんですよ。ずっと私自身「俳優」と「ファン」って関係性に答えは出ないと思ってて、俳優って結構孤独な職業でその役に対しての答えみたいなのに辿り着くまでの過程とか己との戦いだし、あくまで役として我々と対面することが多いわけで、でもその距離感が逆に私は好きでもあります。表現者として毎回素晴らしいものを見せてくれる俳優さんたちが大好きです。

 

でもアイドルって凄いですよね、ファンと一緒の夢を見られるから。

 

中々応援している人と活動している人が全く同じ夢を持てる事ってない気がして。関係性がとても密に感じて、それって凄い素敵だなって思ったんです。どっちも好きだなって思うんですけどこれを知った私は新しい世界に来たみたいな感覚に陥りました。今まで私の中の勝手な‘ジャニーズJr’のイメージは古くからのファンとかが居て新規の人は入りづらいだろうなとかなんとなくマイナスなイメージがあったんですけど全然違いました。皆が皆ファンの人たちも必死にデビューっていう一つの目標に向かって頑張ってて、辛いこともあったりするし、でも新しい仕事が決まった時とか盛り上がってて凄い世界だなって思ったんですよ。

 

 

 

そんな厳しい世界で長く戦ってきた6人ならきっと私が見た事の無い世界にまた連れてってくれるんだろうなって思ったし私もその為に頑張りたいって思うようになりました。

デビューが発表されてから彼らの今の気持ちが知りたくてインタビュー記事が載ってる雑誌をひたすら読み漁って、

「デビューは一つの通過点」

SixTONESは変わらない」

とか感謝の気持ちも忘れずブログとかでももちろん雑誌でも強い意志みたいなものは突き通す。これからもっと進んでいくぞと言わんばかりの言葉の数々にあぁこの人達本当に凄い人達なんだな…って気持ちになりました。

未だに6人への気持ちをあまり明確に言葉にすることが出来ないのだけれどいつかきっと胸を張って最大級の感謝と愛が詰まった言葉をかけたいなと思っています。

 

 

そして何よりこんなど新規が言えることはSixTONESとまだSixTONESって名前が着く前から応援しているファンの方、私が出会うこと前に応援していて下さったファンの方に感謝したい。という事です。

ここまでくるのに色んなことがあって私が今得ている情報以外にもきっともっと沢山のことがあったと思うんですが応援と踏ん張りがなかったら私が出会うことが無かったんだよなと思うので…

 

 

京本さんがよく「個人の仕事をSixTONESに還元できたら」と仰っているのを見て、そうです。私は京本さんがエリザベートに出てくれたから、痩せ細りながらももがき続けて公演を続けて、何よりルドルフ役を勝ち取ってくれたからSixTONESに出会えました。本当に本当にありがとうございます。正直まだきょもさんに向けての気持ちというか方向性がまだ定まってなくて、好きだというのは間違いないんですけど…↓

 

とまぁこんな感じです。ゆっくり探していきたい。

 

 

 

これからデビューというものが待っていてこの先どうなるのか全く分からないし私もまだこの世界に慣れていないけどSixTONESの皆さんとなら一緒に夢を安心して見られるような気がしてならないんですよね。何よりジャニオタしててめちゃくちゃ楽しいんですよ…こんなに楽しい事ないってくらい今楽しいんです…

多趣味なので色んなものや事を好きになってきたんですがこの初期衝動を絶対忘れたくないって思う。好きになってまた色々変動はしていく可能性もあるかもしれないけどここは絶対に忘れない。

 

 

 

今絶賛ツアー中ですね!!!!まぁ見事に落選しまして!!!!!SixTONESの皆様に会えるのはまだ先かなぁなんて思いつつ大人しく素顔4を待ちます!!!!!チェンエラ見れるの引くぐらい楽しみにしてる!!!!!

グッズだけは東京買いに行くけどレポ読んでるのすらめちゃくちゃ楽しい!!!!!!ありがとう!!!!!って感じで生きてます。

 

 

ちなみに京本さんきっかけでSixTONESを知って皆好きになったと思ったら気がついたら松村北斗という追撃を受けてしまったのでそれも書けたら書きたいな!!!!

 

 

 

とまぁこんな感じでSixTONESどぼん、いやズドン💪🏻した経緯でした。やばい8000文字を超えてしまった…拙い文章長々とお読み頂きありがとうございました…