ムラトカミイロ

好きな人、作品、イベント、忘備録兼感情をことばにする練習。

私の話

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会社には勤めれているけど自分の1番やりたい仕事では無いことを今やっている状態は私の中では失敗という認識でそれが人生で初めての挫折だった。

 

それまでやりたい事は出来てたしと言っても高校の部活くらいだがやりたくてもやれない、受かりたくても受からない状態が続き周りの人達はどんどん受かっていき私はいつまでも決まらないのがしんどくて辛くてその時に助けられたコンテンツは2つほどあるがそれが無かったらどうなっていたんだろうと思う。実習にも授業に行けなくなったのも周りが決まり始めた所だった気がするしあの時精神状態今考えると確実に軽い鬱に近い状態だったと思う。その頃から顔を皮膚をむしる癖が出始めて今でも続いている。でも逆に振り返るとそりゃ受からなかったよなと思う面はある、だがやはり当時は辛かった。勉強が苦手で高校の時はそっちの方面では散々で、部活に関してもやってたはいたけど…という感じで人から信頼が失われていく感覚は身に染みついてしまっていた。

だから次はもっとちゃんとやろうって思って頑張って賞も貰ったのにやりたいことをやれると信じていたのに出来なかった辛さが凄くて、それを誤魔化すようにコンテンツに逃げて泣いて久しぶりに対人トラブルもあってしんどくて辛くて上手くいかなくて、そんな感じだった気がする。やりたいって気持ちがあんなにあったのに最後の方は膨れ上がった不安とやるせなさと自分への絶望しか残らなかった。その時辺りも、就職してから最初の方もその感情から逃げるように舞台を忙しなく見ながらカーテンコールで気がついたら毎回泣いていた。仲の良い友人が私のやりたい事をしていて楽しみながらその話を聞きつつ頭では何故私はそれが出来ないのだろうと考えてしまい知らず知らずに重く惨めな感情に蝕まれていってしまっていた。友人は何も悪くないし自分が悪いのにという罪悪感もありつつ別れた後に家で泣いていたりした。

 

そしてそんな時出会ったのがアイドルの彼らだった。

 

アイドルと向き合うことは自分と向き合うことだというのをコロナ禍の時に思った。アイドルを通して、比較して自分を知る。そんなことをしていた気がする、そしてそれは今も。挫折して、ポッキリ折れてて、その折れた部分を見ないようにしてたけどアイドルを好きになってから新規ハイが終わって少し経ったくらいに頭では分かっているけど目を背けていた自分の気持ちと向き合った結果また感情が湧き上がってきて、その分辛い時もあったけど少し前からやりたい事に向かってまた行動が出来始めている、と思う。

1人前になるまでには最低でも5年以上かかる、まともに仕事が出来るまでは10年以上だろう。そしてそのやりたい事は明確な答えというものは存在しないしこの世の中に絶対に必要か、と言われると必要では無い事である。そう考えた時ふとJr歴の事が頭に過ったりした。10年、文字にすると短いが確約も決して無く、もがき続けた時間はきっと短くはないだろう。その時間を過ごした彼らの気持ちは計り知れないなと改めて思いを馳せてしまった。いつかもしやりたい事が叶う時が来たら彼らに手紙を書こうと思っている。今日はまた1歩進んだ日だったけれどその1歩を進めれたのは貴方達のおかげなのだといつか伝えたい。貴方達が頑張るから私も頑張ろう!にはなれない人間だけれど私の背中を押してくれたのは間違いなく貴方達です。

ありがとうSixTONES。今日も貴方達の曲を聞いて、生きて、そして前に進むことが出来ています。

 

描ける夢は きっと叶うのさ